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小豆島

olives 小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海・播磨灘に位置する島で、瀬戸内海の島嶼(とうしょ)の中でも淡路島についで2番目の面積を誇る香川県最大の島です。南北を山で囲まれた瀬戸内海型気候帯に属するため、年間を通して比較的温暖な気候であり、オリーブやミカン等が盛んに栽培されています。 osaka 特にオリーブに関しては、国内におけるオリーブ生産発祥の地として広く知られています。 オリーブ以外にも素麺や醤油の生産も盛んであり、(いず)れにおいても日本有数の生産地となっています。さらには花崗岩を中心とした石材業でも有名であり、かつては大阪城の拡張修復工事の際に石垣石の産出をしておりました。

自然に恵まれた小豆島は、しばしば様々な作品の舞台として描かれてきました。 tsuboi 壺井(つぼい)(さかえ) の代表作であり、戦時中の岬の分教場での大石先生と子供達の交流を通じて戦争の(もたら)す悲劇や悲壮さを描いた『二十四の瞳』が映画化された際には、 bunkyojo 壺井栄の故郷でもある小豆島をロケ地として撮影が行われ、その跡地は現在「二十四の瞳映画村」として見学することが出来ます。また、角田光代の小説『八日目の蝉』の舞台としても小豆島は描かれており、同作品が2011年に映画化された際には矢張り小豆島で撮影が行われました。さらに最近では、2014年に公開された清水崇監督作品『魔女の宅急便』に於いても小豆島がメインのロケ地として選ばれるなど、小豆島の映像・文学界での人気は益々高まりつつあるようです.

映画村以外にも小豆島には実に様々な見所が点在しております。日本三大渓谷美のひとつとして称され、 Kankakei (そび)え立つ奇岩怪石の数々が季節ごとに違った表情を見せてくれる 寒霞渓(かんかけい) をはじめとして、 Olive Park 小豆島とオリーブの歴史文化を現在に伝える小豆島オリーブ公園、干潮時のみ現れる砂の道『エンジェルロード』、世界一幅の狭い海峡として1996年にギネスブックの認定も受けている土渕(とぶち)海峡(など)枚挙(まいきょ)(いとま) が無い程です。少し足を伸ばして散策してみるだけでも、小豆島の様々な顔を発見出来るでしょう。

Sunset フェリー以外に島の外との交通手段を持たない小豆島は、日常生活における様々な雑事から隔絶され、数学に没頭するには最適な環境であると言えましょう。数学に集中しすぎて疲れた際には、戸外に目を移せばオリーブの木の爽やかな緑色や穏やかな海の青色、「日本の夕日百選」にも選ばれている美しい夕日のオレンジ色がきっと疲れを癒してくれる筈です。そして小豆島のゆったりとした空気に(じか)に触れることで、この日本という大地(〈くに〉)の美しさ、素晴らしさを改めて実感出来るに違いありません。この夏、忙しい毎日からしばし離れて、小豆島の地で数学漬けの日を送ってみては如何(いかが)でしょうか?

第22回 (2014年度) 整数論サマースクール   『非可換岩澤理論』 | 背景画像 オリーブの木