アフタースクール – after school
アフタースクールとは?
áfter-schòol
[形] 放課後の.
(小学館『プログレッシブ英和中辞典 第4版』より引用)
ほうかご【放課後】
その日の課業の終わったあと.「—に補習を受ける」
(三省堂『大辞林 第三版』より引用)
整数論サマースクールでは5日間と言う短い期間の中で実に様々なことを学べる非常に良い機会ではありますが、その一方で次々に登場する新しい概念に幻惑されて思考回路がショートしてしまった、或いは途中で講演についてゆけなくなってしまった、という経験をお持ちの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そのような事態が発生してしまう要因の一つとしては、5日間のプログラムの中に復習に当てられる時間が少なく、その日に学んだことを定着させる暇が無くなってしまうことが挙げられるのではないかと思います。
そこで、今回のサマースクールでは夕食後の時間を利用して、その日の講演内容の復習や問題演習を各自で行う アフタースクール の時間を初めての試みとして設けることとしました。アフタースクールの時間帯には新進気鋭の岩澤理論研究者でもあるサマースクールの講演者の皆様にも教室に待機していただき、何時でもどのようなことでも質問が出来る様な環境を整えますので、その日一日で学んだことを消化吸収する非常に良い時間となるのではないかと思います。また、講演者の皆様には講演内容に則した演習問題をふんだんに用意していただく様にお願いしてありますので、自分が興味を惹かれた演習問題を解き進めながら新しい概念を学び取ると言う活用方法も出来るのではないでしょうか。
アフタースクールはあくまでもオプションであり、正規プログラムではございませんので参加は自由とする予定です。初めての試みでございますのでどの様なものとなるか未知数な部分もございますが、是非参加者の皆様
※ アフタースクールはポスターセッションと同時平行で行う予定です。
アフタースクール予習問題
本サマースクールでは、プログラムの関係上古典的な (アーベル拡大の) 岩澤理論については解説する時間を十分に取ることが出来ません。また、サマースクールの初日はプログラムの関係上講演数が少ないので、課される演習問題の数も少なくなってしまうことが予測されます。
そこで、サマースクール本番までに確認しておくと良い内容や、アーベル拡大での岩澤理論の内容で重要ではあるけれど本サマースクールでは十分に扱えないものを予習問題として本ウェブページにて掲載することにしました。サマースクール本番に向けた準備やサマースクール初日のアフタースクールでの演習課題等、用途に合わせてご利用下さい。
アフタースクール予習問題に関しましては、必要とされる方はなるべく各々で印刷して (乃至 iPad などのタブレットにダウンロードする等して) サマースクールに持参していただきますようお願い致します (こちらでも若干数は用意しますが、人数分は配布致しません)。
尚、サマースクール本講演に関する演習問題は、こちらで印刷してサマースクール当日に配布する予定です。