光情報処理を用いた顔認識の研究
日本女子大学小舘研究室に在籍をしていた学部4年から博士課程までの計6年間、小舘香椎子先生のご指導のもと、 光情報処理技術を用いた顔認識の研究を行いました。
学部4年の時は、光並列演算用の顔画像処理の検討ということ、ロバスト性に優れた前処理(エッジ抽出、2値化、顔領域の切り出し)、 および平均顔を用いたデータベースの検討を行いました。
博士課程前期では、研究室でこれまで研究を行い定盤上で実現していた光並列相関器の小型化に取り組みました。 並列演算用のバイナリ素子の設計および、システム設計し、試作器の評価実験を行いました。
博士課程後期では、これまで構築してきた認識装置の応用として、犯罪捜査やe-Learningの個人認証などのサイバーセキュリティ応用への適用技術の 検討を行いました。
修士論文:光コンピューティングによる顔画像認識の研究
(指導教官:小舘香椎子先生)
博士論文:光学式顔認識装置のシステム化とサイバーセキュリティへの応用
(指導教官:小舘香椎子先生,副査:神谷武志先生,相澤清晴先生)
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学習デジタルコンテンツの開発とその国際流通に関する研究
独立行政法人メディア教育開発センターに在籍をしていた3年間では下記のプロジェクトおよび研究に参加していました。
学習教材ポータルサイトの構築プロジェクト
・高等教育用ポータルサイトの構築
リアルタイム評価支援システムの学習者管理機能の開発
・Learning Management Systemにおける学習者管理機能の調査
・REASの授業利用を目的とした学習者管理機能の拡張
学習者のユーザビリティを考慮した学習コンテンツの研究
・大学生のメディア行動調査
・学習者の嗜好に考慮した学習コンテンツの構築
・3DCGを用いた博物館の展示手法の評価
以下は、文部科学省在外研究期間(2004年9月~2005年5月)に行った調査・研究です。
OpenCourseWareにおける教材流通の手法に関する調査研究(in MIT)
・教材作成過程および、運用における実態調査
(Prof. Steven R. Lerman, Prof. Shigeru Miyagawa)
※MIT滞在中のblog:研究調査メモ, 日記
学習オブジェクトの共有における国際連携システムの研究(in ARIADNE)
・横断検索手法の調査及び、日本語版システムの構築
(Prof. Erik Duval)
※ARIADNE滞在中のblog:日記
また、教育コンテンツの作成勉強のため「画像処理」を題材に個人的に下記のコンテンツも作成しました。
・画像処理(2004年春作成)