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研究室の活動状況

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大学 (学部) での卒業研究指導

代数的整数論 (2次体, 代数的整数など)、数論幾何学 (楕円曲線の有理点、モジュラー曲線など)、解析数論 (ゼータ関数、モジュラー形式など) といった、整数論に関係する話題を中心にテキストを (適当に) 選んでいます。卒業年度の前半でテキストをじっくり輪読した上で、後半ではそれぞれ興味を持ったテーマに基づいて卒業研究に取り組んでいただきます。

2024年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 6名)

テキスト: 今野一宏著『代数方程式のはなし』 内田老鶴圃

2023年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 1名)

テキスト: 斎藤秀司著『整数論』 共立出版

卒業論文題目: 『p 進数体 Qp の有限次拡大の分岐について』

2022年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 7名)

テキスト: 栗原将人著『ガウスの数論世界をゆく —正17角形の作図から相互法則・数論幾何へ』 数学書房

卒業論文題目: 『折り紙での正多角形の作図』,『正257角形の作図』,『2次ガウス周期の基本定理と Fp 有理点』,『平方剰余の相互法則とその第 I 証明』

2021年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 6名)

テキスト: Avner Ash, Robert Gross 著,新妻弘訳『1足す1から現代数論へ —モジュラー形式への誘い』 共立出版

卒業論文題目: 『母関数を用いた多角数の研究』,『分割数からモジュラー形式へ』,『ガウス周期とその応用』

2020年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 6名)

テキスト: J. S. Chahal 著,織田進訳『数論入門講義 —数と楕円曲線』 共立出版

卒業論文題目: 『Mordell–Weil の定理』,『楕円曲線と合同数問題』

2019年度 (津田塾大学学芸学部数学科: 5名)

テキスト: 青木昇著『素数と2次体の整数論 (数学のかんどころ15)』 共立出版

卒業論文題目: 『2次体の整数論とペル方程式』,『2次体における素イデアル分解の一意性』

研究員等の受け入れ状況

現在在籍中の研究員

    なし

かつて在籍されていた研究員

    1. 熱田 真大   日本学術振興会特別研究員 (PD)   2023年4月 – 2024年3月 (中途辞退; 2024年4月に東京理科大学嘱託助教に着任)